一面砂漠が支配していた風景に、命が色が映り始めていた。 夜に行動していた「落ちこぼれ」達の旅も、追っ手のHEISHI(ヘイシ)達の気配がなくなり、明るいときに移動できるようになっていた。 鼻歌まじりで足取りも軽く、峠を越えたその先に緑と青のコントラストが広がっていた。 「やっほ〜〜〜い。」 「ついに、見つけたぞ〜。」 「言ったとおりだろ。私は知らないことなどないのだから、君たちは、・・・・。」 「すごい、木の実。こんなにたくさん。食べきれないよ。」 「私、木陰で、休むわ。」 「ウウ〜ン。」 「お供します・」 「おお、色が力にあふれてる。」 「MARCY(マーシー)、海まで競争だー。」 「おう、DATTA(ダッタ)。負けねぇべ。」 ●関連イラスト:TAROT